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責任の鬼 [鬼]

ようやく秋の気配を感じられるようになりました。
そんな中、工房では窯焚きに向けて準備が始まっています。
今回から数回に分けて、この秋焼成予定の作品の一部をご紹介します。

責任の鬼(花房壮一作・手ひねり)
DSCF1518.JPGDSCF1516aa.JPG
こちらは鬼が地球を肩に担ぎ上げているデザインとなっています。
未来の地球環境を本気で護らなければならないという思いがテーマとなっているようです。
従来、鬼は3本指なのだそうですが、この鬼は5本の指を持っています。
一説によると、人の5本の指の内2本が知恵と慈愛だと考えられ、
それらを持たないとされる鬼は3本指で描かれることが多いのだとか。
人間の知恵と慈愛を持って、「本気」が生み出す計り知れない力と可能性で
未来を支えていくという気持ちを表現しているようです。
無事焼成して、また改めてご紹介できる日を楽しみに、窯焚きに励んでまいります。
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鬼三味線 [鬼]

今回ご紹介するのは、前回に続いてこの秋焼成予定の作品です。
鬼三味線(花房壮一作・手ひねり)
DSCF1505.JPG
大津絵の「鬼の三味線」という画題をモチーフとしたものです。
一説によると「鬼の三味線」はお酒や遊びなどは、行き過ぎると鬼に喰われるように
身を滅ぼしてしまうから気をつけるように、といった人の惰性を戒める意味があるのだとか。
こちらの鬼も、そうした戒めをテーマとする一方、
人の風流を理解しようと困った顔で四苦八苦する姿を表現し、
鬼までも夢中にさせる、人の生み出した文化の素晴らしさもイメージとして
デザインに取り入れているようです。
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焼成した鬼三味線 [鬼]

12月も半ばを迎え、何かと気ぜわしい今日この頃。工房では冬支度が着々と進んでいます。
今回も、前回に続いてこの秋に焼成した作品をご紹介します。

鬼三味線(花房壮一作・手ひねり)
DSCF1537.JPG
DSCF1539.JPG
お酒や遊びなどは、行き過ぎると鬼に喰われるように身を滅ぼしてしまうから、
気をつけるように…といった戒めの意味があるという、大津絵の画題「鬼の三味線」を
モチーフとしたこちらの作品。白地の時に比べ、より人間臭くユーモラスな印象が強くなったような気がします。
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焼成した責任の鬼 [鬼]

梅雨が明けたかのように、まぶしい夏の日差しが降り注いでいます。
今回は、以前白地の状態でご紹介したこちらの作品です。

責任の鬼(花房壮一作・手ひねり)
DSCF1578.JPGDSCF1568.JPG
DSCF1581.JPG




五本の指を持つ鬼が、無数の生命が息づく地球を支えています。この鬼の体勢は、その重い責任を支えて耐え忍んでいるのではなく、気迫を持って今まさに立ち上がろうとする瞬間のイメージを表現しているようです。一度ひざをついてしまうとなかなか立ち上がれなくなってしまうという考えから、ひざをつく前に踏ん張って持ちこたえて立ち上がり、未来へと歩き出す、そんな思いもイメージとしてデザインに込め、表現しているようです。
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金棒を質に入れてまで [鬼]

秋晴れの空に、色づいた山々が良く映えます。
今回はこちらの作品をご紹介します。

鬼三味線(花房壮一作・手ひねり)
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三味線を手に悪戦苦闘する鬼と、それを指差して大笑いする子供。
お酒や遊びなどは、行き過ぎると鬼に喰われるように身を滅ぼしてしまうから、
気をつけるように…といった戒めの意味があるという、大津絵の画題「鬼の三味線」をモチーフとしています。
よく見ると、鬼の傍らに転がる金棒には「鍾馗」と書かれた質札が。
最大の武器を、自分が一番恐れる鍾馗の質屋に入れてまで道楽におぼれてしまっているようです。笑っている子供には、そんな鬼を背後から睨みつける鍾馗様の姿が見えているのかもしれません。

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小さな鬼三味線 [鬼]

趣向を凝らしたクリスマスのイルミネーションが
目を楽しませてくれています。
今回はこちらの作品をご紹介します。

鬼三味線(花房壮一作・手ひねり)
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ねじり鉢巻をして、手にした三味線に悪戦苦闘する鬼。
お酒や遊びなどは、行き過ぎると鬼に喰われるように身を滅ぼしてしまうから、
気をつけるように…といった戒めの意味があるという、大津絵の画題「鬼の三味線」を
モチーフとしています。
こちらの作品は両手に乗せて少し余るほどの可愛らしいサイズで制作しているせいか、
唇を引き結んだ真剣な鬼の表情も、なんだかユーモラスに感じられます。
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焼成した小さな鬼三味線 [鬼]

まだまだ寒さが残る中、梅の小さな蕾が春の訪れが近いことを知らせてくれています。
今回はこちらの作品をご紹介します。

鬼三味線(花房壮一作・手ひねり)
DSCF2466.JPG
ねじり鉢巻をして、手にした三味線に悪戦苦闘する鬼。
お酒や遊びなどは、行き過ぎると鬼に喰われるように
身を滅ぼしてしまうから気をつけるように、といった人の惰性を戒める意味があるという
大津絵の「鬼の三味線」という画題をモチーフとしています。

風流を理解しようと困った顔で四苦八苦する姿は、
人の生み出した文化の素晴らしさに夢中になっている姿でもあります。
この作品は両手に乗せて少し余るほどの可愛らしいサイズで制作しているせいか、
唇を引き結んだ真剣な鬼の表情も、なんだかユーモラスな印象です。

こちらの鬼は空を仰ぎ、すっかり三味線の魅力にはまっている様です。
DSCF2467a.jpg

二人が集まると…
DSCF2473.JPG
力強い素敵な曲が聞こえてきそうな印象です。
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焼成した鬼三味線 [鬼]

降り注ぐ日差しに、少しずつ春の気配が感じられるようになりました。
今回はこちらの作品をご紹介します。

鬼三味線(花房壮一作・手ひねり)
DSCF2457.JPG
DSCF2461.JPGDSCF2463.JPG
三味線を手に悪戦苦闘する鬼と、それを指差して大笑いする子供。
お酒や遊びなどは、行き過ぎると鬼に喰われるように身を滅ぼしてしまうから、
気をつけるように…といった戒めの意味があるという、
大津絵の画題「鬼の三味線」をモチーフとしています。
実は、鬼の背後には「鍾馗」と書かれた質札のついた金棒が転がっています。
最大の武器を、自分が一番恐れる鍾馗の質屋に入れてまで
道楽におぼれてしまっているようです。
笑っている子供には、そんな鬼を背後から睨みつける鍾馗様の姿が
見えているのかもしれません。
白地の時とはまた違い、ユーモラスな印象がより増した気がします。

現在、工房では新しい作品の制作に向けて着々と準備が進んでいます。
これまで、過去に制作したものから新たな作品、
花房秀安の作品や作陶風景などを織り交ぜてご紹介してまいりましたが、
いかがでしたでしょう。
細工物制作にはどうしても長い時間がかかってしまう為、
今は次回作がご紹介できる段階になるのを待っている状態です。
準備が整いましたら、またここでご紹介させていただきたいと思います。
皆様にご覧頂ける日を楽しみに、細工物制作に邁進してまいります。
ぜひ、ご期待ください。
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お福の面を被って [鬼]

あぜ道の彼岸花が、秋の風景に彩りを添えています。

今回はこちらの作品をご紹介します。

鬼三味線 (花房壮一作・手ひねり)
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左手に三味線、右手には大きな杯を持つ鬼。
楽しんでいると言うには、あまりに表情が真剣です。
その頭にはお福さんの面が。

この面を被らせることで、
鬼であっても「福」が欲しい、幸せになりたい、
お福さんのように人に慕われたい…
そんな気持ちが根底にあるということを表現したかったのだとか。

どうしたら幸せになれるのか、
お酒の席で思わず本音が出てしまった様子を
モチーフとしているようです。

次回は、その相談を持ちかけられた相手の鬼をご紹介します。



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難しい相談に思案する [鬼]

秋晴れの空の下、爽やかな風が稲穂を揺らして通り過ぎていきます。

今回はこちらの作品をご紹介します。

鬼 (花房壮一作・手ひねり)
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前回ご紹介したお福さんのお面を被った鬼。
その鬼から、どうしたら福を得られるものか、
幸せになれるものかと相談を持ちかけられているのが、こちらの鬼。
…随分思案している様子です。

最大の武器を前に真剣に考え込む姿は、
「はてさて、どうしたものか…、でもきっと策はあるぞ」
そんな声が聞こえてきそうな、
何ともユーモラスな作品に仕上がっています。



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金棒を手に [鬼]

秋の爽やかな風が、金木犀の優しい香りを運んできます。

今回はこちらの作品をご紹介します。

鬼 (花房壮一作・手ひねり)
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こちらの作品は、前回ご紹介した鬼たちの相談に続いて、
いよいよ金棒を持って立ち上がろうとする様子を表現しているようです。

考えに考えて解決策が見つかったから立ち上がる、というよりも
まずはやってみようじゃないか、と未知を恐れず挑むというイメージが
モチーフとなっているようです。

最大の武器である金棒を手に、
行動を起こす決意を固めた瞬間の表情は
相談をしたり受けたりしていた時とはまた違った印象です。




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焼成した鬼三味線 [鬼]

強い風に追われて、雲が足早に通り過ぎていきます。

今回はこちらの作品をご紹介します。

鬼三味線 (花房壮一作・手ひねり)
DSCF2611.JPGDSCF2616.JPG
頭にお福の面を乗せ、左手に三味線、
右手には大きな杯を持つ鬼。
楽しんでいるというより、ふと我に返り、物思う様子です。

頭のお福の面は、鬼であっても「福」がほしい、
幸せになりたい、お福のように人に慕われたい…
という気持ちが根底にあるということを表現したといいます。

どうしたら幸せになれるのか、
お酒の席で思わず本音が出てしまった様子が、
鬼でありながら憎めない、ユーモラスな印象に仕上がりました。



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焼成した鬼 [鬼]


朝は霜が降りるようになり、本格的な冬の訪れを感じます。
今回はこちらの作品をご紹介します。

鬼 (花房壮一作・手ひねり)
DSCF2608.JPGDSCF2610.JPG
前回ご紹介した、お福の面を頭に乗せた鬼。
その鬼から、どうしたら幸せになれるのかと
相談を持ちかけられた、こちらの鬼。

…随分思案している様子です。

最大の武器を前に真剣に考え込む様子は、
「はてさて、どうしたものか…でもきっと策はあるぞ」
そんな声が聞こえてきそうな、
頼もしくも、ユーモラスな印象に仕上がりました。
DSCF2630.JPG






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焼成した立ち上がる鬼 [鬼]

今日はしとしとと冷たい雨が降っています。

今回はこちらの作品をご紹介します。

鬼 (花房壮一作・手びねり)
DSCF2685.JPGDSCF2690.JPG
こちらの作品は、前回ご紹介した鬼たちの相談に続いて、
いよいよ金棒を持って立ち上がろうとする鬼です。

解決策が見つかったから立ち上がる、というよりも、
まずはやってみようじゃないか、と未知を恐れず挑むという
イメージがモチーフになっているようです。

最大の武器である金棒を持ち、行動を起こす決意を固めた瞬間の表情は、
相談をしたり受けたりしている時とはまた違った印象です。



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責任の鬼 [鬼]

夏のような日差しの中でも、少し湿気を含んだ空気が
雨の季節の到来が近いことを感じさせます。

今回はこちらの作品をご紹介します。

責任の鬼 (花房壮一作・手ひねり)
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全身全霊をかけ、地球を担ぎ上げる鬼。
地球は無数の命の象徴としているようです。
鬼は従来3本指なのだそうですが、この鬼には5本の指があります。
一説によると、人の5本の指の内2本が知恵と慈愛だと考えられ、
それらを持たないとされる鬼は3本指で表現されることが多いのだとか。
人間の知恵と慈愛をもって、「本気」が生み出す計り知れない力と可能性で
無数の生命の未来を支えていく、というイメージを表現しているようです。

同じモチーフの作品を、以前にも制作したことがあります。
自然災害をはじめ、様々な想像を絶する困難にあっても
それを越えていく、人の底力のようなものを表現したこの作品は、
制作活動の中で追求し続けたいテーマとなっているようです。



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焼成した責任の鬼 [鬼]


ようやく冬らしい寒さが訪れ、今日は冷たい雨が降りました。

今回はこちらの作品をご紹介します。

責任の鬼 (花房壮一作・手びねり)
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全身全霊を掛け、肩に地球を担ぎ上げる鬼。
地球は無数の命の象徴としました。

人間の知恵と慈愛をもって、「本気」が生み出す計り知れない力と可能性で
無数の生命の未来を支えていく、というイメージを表現しているようです。

同じモチーフの作品を、以前にも制作したことがあります。
自然災害をはじめ、様々な想像を絶する困難にあっても
それを越えていく人々の底力のようなものを表現したこの作品の第一作目を、
当ブログでご紹介した約7ヵ月後、あの未曽有の大震災が日本を襲いました。

何か力になれたらと思いながらも為すすべがなかった当時、
最前線で被災者の皆様と力を合わせ、全力で活動に当たる自衛隊の方々の姿に
この責任の鬼の姿が重なったといいます。

その思いを酌んで下さった皆様の御尽力により
その年の11月、防衛省統合幕僚監部様への寄贈を叶えて頂けたことは
本当に感謝であり、備前焼作家としてこの上ない感動でした。

この思いを決して忘れないように…。
「責任の鬼」は制作活動の中で追求し続けたいテーマとなっているようです。




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魔を睨む鬼と雀 [鬼]



お盆を過ぎて少しずつ秋の気配を感じるとはいえ、
オリンピックに高校野球と、まだまだ熱い夏が続いています。

今回はこちらの作品をご紹介します。

鬼瓦 (花房壮一作・手びねり)
DSCF3137.JPGDSCF3131.JPG
屋根の上から睨みを効かせる鬼瓦。
繋ぎ目のできる屋根の端を塞いで雨水が入るのを防ぐという役割には、
その隙間から災いや悪いことが家に入って来ない様に祈る、
魔除けの意味も込められているといいます。

こちらの作品は、通常筒状の物が乗るところを雀で表現しています。
雀は難を啄み「寿徳」「福徳」「財徳」を備える吉鳥だといいます。
その雀が三羽、それぞれ別々の方向を見ています。

時折、鬼門と呼ばれる方角に据えられる鬼瓦には、三方を睨むものがあるとか。
鬼が睨み、その上から雀がさらに三方を睨む。
鬼の厳めしい表情を雀の可愛らしい姿で和らげながら、
決して悪いことが入って来ない様、万全の体制で魔を睨み、
幸せを祈る意味合いを作品のイメージとしているようです。






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焼成した魔を睨む鬼と雀 [鬼]


何かと気忙しい師走、気がつけば今年も
残すところあとわずかとなりました。

2016年最後は、こちらの作品をご紹介します。

鬼瓦 (花房壮一作・手びねり)
photo_editor_1482804531758.jpgphoto_editor_1482804714646.jpgphoto_editor_1482804650338.jpg

屋根の上から睨みを効かせる鬼瓦。
繋ぎ目のできる屋根の端を塞いで雨水が入るのを防ぐという役割には、
その隙間から災いや悪いことが家に入って来ない様に祈る、
魔除けの意味も込められているといいます。

こちらの作品は、通常筒状の物が乗るところを雀で表現しています。
雀は難を啄み「寿徳」「福徳」「財徳」を備える吉鳥だといいます。
その雀が三羽、それぞれ別々の方向を見ています。

時折、鬼門と呼ばれる方角に据えられる鬼瓦には、三方を睨むものがあるとか。
鬼が睨み、その上から雀がさらに三方を睨む。
鬼の厳めしい表情を雀の可愛らしい姿で和らげながら、
悪いことが入って来ない様、万全の体制で魔を睨み、
幸せを祈る意味合いを作品のイメージとしています。

無事焼成する事を祈って窯を焚く中で一瞬見えた、
1200度を超える炎に包まれ赤々と焼ける鬼の顔は、
とても印象深いものでした。
窯から出て、より力強い雰囲気が加わった気がします。




本年も当ブログをご覧下さった皆様、
本当にありがとうございました。
来年も日々勉強を重ね作陶に励み、またこちらで
皆様にご紹介出来ますよう、精進して参ります。
2017年も、どうぞご期待下さいませ。

寒い日が続きますが、
皆様お風邪など召されません様お体大切に、
良いお正月をお迎え下さいませ。













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