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老いてなお頼もし [花房秀安作品]

まだまだ厳しい寒さが続く中、春の訪れが待ち遠しく感じられます。
今回はこちらの作品をご紹介します。

老いてなお頼もし(花房秀安作・手ひねり)
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こちらの作品は「一生勉強」という考えから、老いてなお知識を高めようと勉強する姿を
狐をモチーフとしてユニークに表現しているようです。

本に添えられた手は、狐の顔からは想像出来ないほど繊細な人間の手をしています。
その様子は、狐ながら学問を好み、長い年月をかけて努力を重ねた結果、
知識が高まっただけでなく、姿形までもが人に近くなる奇跡が起きたかのようにも見えます。
一念を貫き通すことの大切さ、その可能性の計り知れなさも表現しているのかもしれません。
本からふと目を離し、振り向いて何を言おうとしているのか、想像するのもまた、楽しいものです。
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心を鬼にし、魔を断ち切る [花房秀安作品]

暦の上では春ですが、まだまだ寒い日が続いています。
今回はこちらの作品をご紹介します。

鬼と龍(花房秀安作・手ひねり)
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この作品は龍の首を鬼が掴み、その頭を叩こうと岩を振り上げているデザインとなっています。
財運、金運の象徴ともされる龍。
その龍を、なぜ鬼がまさに鬼気迫る表情で退治しようとしているのでしょう。

秀安がこの作品を制作した当時、世の中はバブル最盛期だったといいます。
絶好調の波に乗り暴れる龍は、
人生を左右してしまうお金の力の恐ろしい一面を象徴しているようにも見えます。

その力に惑わされて道を誤ることのないよう心を鬼にし、
自分のやるべき事をしっかりと見定め、己の本分を鬼気迫る勢いで追求し全うしていくべきなのだという強い思いがモチーフとなっているように感じます。
誰の中にもある弱さ、その隙に入り込む「魔」を全力で断ち切り封じ込めるというイメージを、
秀安独自の発想で表現したのかもしれません。
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窮所を突く [花房秀安作品]

余寒厳しい中、蝋梅の黄色が風景に彩を添えています。
今回はこちらの作品をご紹介します。

窮所を突く(花房秀安作・手ひねり)
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こちらの作品は熊と思われる動物の親子と、
2匹のオオトカゲが格闘しているデザインとなっています。

従来、弱点などは「急所」と書きますが、この作品の題名には「行き詰ってどうにもならなくなる、困りきる」という意味で使う「窮する」の文字をあてて「窮所」としています。
自分の中にある弱点を攻撃されるよりも、わが子を狙われ攻撃されることが親にとって何より一番辛いという親と子の言葉にならない深い絆をテーマとし、弱肉強食という状況が顕著な動物の世界をモチーフとして、子供の命を狙われた親がなりふり構わず立ち向かう姿を表現したのかもしれません。
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巳年の「み」 [花房秀安作品]

厳しい寒さが続き、春の訪れが待ち遠しいこの頃です。
今回はこちらの作品をご紹介します。

巳 (花房秀安作・手ひねり)
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こちらの作品は、如意宝珠を背景に蛇が「み」の字を描いたデザインとなっています。
30年以上前、秀安が巳年生まれの孫のために制作した干支の置物です。
人々の幸せを願う地蔵菩薩や虚空蔵菩薩が持ち、「意のままにあらゆる願いを叶える」とされる如意宝珠をデザインに取り入れたのは、周囲の人への思いやりを忘れず、自らも幸せを掴めるようにと願ってのことだったのかもしれません。

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蟹と老人 [花房秀安作品]

寒気も少しずつ緩みはじめましたが、三寒四温の季節、まだまだ厚手のコートが手放せません。
今回はこちらの作品をご紹介します。

意外な出会い(花房秀安作・手ひねり)
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こちらの作品は、杖にすがる老人の衣の袖を蟹が引っ張っているデザインとなっています。
「意外な出会い」とは、どういう意味なのでしょう。

古くに作られた石彫りの金剛像などの中には、その足元に蟹が一緒に彫られたものがあり、
それはかつて隠れキリシタンと呼ばれた人々の信仰の証なのだとか。
そうした像は聖フランシスコ・ザビエルと蟹のエピソードがモチーフになっているといいます。

一説によると、その昔聖フランシスコ・ザビエルが宣教の旅の中で小舟で海を渡ろうとした際暴風雨に襲われ、持っていた十字架を海に投げ入れたところ無事海難を逃れ上陸でき、その後一匹の蟹が海に投げ入れた十字架を持ってきたのだとか。

この作品はそうしたエピソードにインスピレーションを得たのではないかと思います。
特に十字架などをデザインに取り入れず「意外な出会い」というタイトルでテーマを示唆したのは、
自由な信仰を許されなかった悲惨な歴史背景と、過酷な状況にも屈しなかった人々の心の強さも表現したかったのかもしれません。
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飾り壷 [花房秀安作品]

一雨ごとに春の訪れを実感する季節になりました。
今回はこちらの作品をご紹介します。

宝壷(花房秀安作)
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表面に石目を打ったこちらの壷は、
耳は霊芝、蓋のつまみは如意宝珠をモチーフとしているようです。
長寿の縁起物ともされる霊芝は、自分の手の届かない「かゆいところにも手が届く」、思うままに使える道具という意味から「如意」と呼ばれる仏具を示唆するものともされ、宝尽くしの文様のひとつとして描かれることもあるとか。
秀安独自の視点で、宝のイメージの一面をデザインとして表現したのかもしれません。
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獅子と鼠 [花房秀安作品]

寒暖の差が激しい中、チューリップの芽が顔を出し春の訪れを知らせてくれています。
今回はこちらの作品をご紹介します。

獅子と鼠(花房秀安作・手ひねり)
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2匹の鼠に向かって大きく口を開けた獅子。
この作品は何をモチーフとしたのでしょう。

イソップ寓話のひとつに、獅子と鼠が登場する「ねずみの恩返し」というお話があるとか。
眠っている獅子を起こしてしまった鼠が獅子に捕らえられ、命乞いをしたところ、獅子は取るに足りないと放してやり、鼠は恩返しを約束してその場を去ったといいます。その後、獅子が罠にかかって困っていると、放してやった鼠が今こそ恩を返すとやってきて罠を噛み切り、獅子を助けた、というお話だそうです。

一説によると、このお話は百獣の王と呼ばれる程の強い者でも思わぬところで弱い者の助けを必要とする事があり、大小にかかわらず、相手を大切にしていればいずれ自分に返ってくるというような教訓を含んでいるのだとか。

今回ご紹介したこの作品は、突然起こされて怒る獅子に
小さな鼠が命乞いをする様子をモチーフとしたのではないかと思います。
ここで鼠を仕留めてしまうか、許して放つか、その時の判断で今後が全く違ってしまう、
まさに相手だけでなく自分も運命の分岐点に立っている瞬間を表現したのかもしれません。
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龍と僧侶 [花房秀安作品]

暖かい日差しに春を感じ、心が和みます。
今回はこちらの作品をご紹介します。

団交(花房秀安作・手ひねり)
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こちらの作品は、僧侶のようにも見える人物に龍が巻きついているデザインとなっています。

攻撃するでもなく、巻きついて上を向いた龍と、
その鼻を右手で押さえ、左手に持ったお椀を遠ざけるように持ち上げる人物。
こうした構図の作品は古くから様々な分野でみられるといいます。
それを目にした秀安が、独自の「団体交渉」に対するイメージと重ね、
作品のテーマとしたのではないかと思います。

幸運や財運を招くとされる龍は、龍神とも呼ばれ計り知れない力を持つイメージから、
利益をもたらし、団結すれば大きな力となる働く人々の象徴としたのではないでしょうか。
その龍が巻きつく相手を僧侶を連想させる人物としたのは、
仏の教えに従って悟りを開こうと懸命に修行する僧侶のイメージから、
使命を感じ、それを果たすべく努力する経営者の象徴とし、
両者の鬩ぎ合う様子と絶妙なバランスを表現したのかもしれません。
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鬼と蓮 [花房秀安作品]

3月も末ですが、肌寒い日が続いています。
今回はこちらの作品をご紹介します。

悟りを開く(花房秀安作・手ひねり)
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こちらの作品は、鬼が器を抱えているデザインとなっています。
「悟りを開く」とは、どういう意味なのでしょう。

鬼が抱える器は蓮の葉をモチーフとしているようです。
「泥より出でて泥に染まらず」といわれ、仏教において仏の智慧や慈悲の象徴とされきた蓮。
一説によると、花が咲く前に蕾の中ですでに結実していることから、
一切の衆生は生まれながらに尊く、清らかな仏性を備えていることの例えとして用いられることもあるとか。

この蓮の器が少し深く壷状になっているのは、
中に水を張ることもデザインの一つになっているのではないかと思います。
器に張った水に、禅の世界で悟りを象徴するという月を映すことで「悟り」というテーマを示唆し、
鬼が器に映った月から、空に浮かぶ本物の月に気づいて見上げるデザインにすることで、
悟りを開いた瞬間を表現したのかもしれません。
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花器に工夫を凝らして [花房秀安作品]

花の便りが各地から届く季節になりました。
今回はこちらの作品をご紹介します。

生花器(花房秀安作)
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こちらの花器は、お茶とお花を教えていたこともあったという秀安が
自らが花を活けるのに使いたいと制作したようです。

この花器は二つの鉢で構成されています。
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一回り小さな鉢の口を横に広げて大鉢の口元に引っかかるようにし、
小鉢が大鉢の中で宙に浮くようにすることで小鉢と大鉢の間に空間を作り、
冬に小鉢の中の水が凍るのを防ぐことを目的としたようです。
秀安がこの作品を制作したのは約60年前。
現在のように便利な空調設備も整っていなかった当時、この考案は画期的だったのでしょう。
実用新案として申請も行ったようです。
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作品を通して制作者が生きた時代に思いを馳せるのもまた、
楽しみ方のひとつなのかもしれません。
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因果応報 [花房秀安作品]

心地よい春風の中、桜が満開です。
今回はこちらの作品をご紹介します。

因果応報(花房秀安作・手ひねり)
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良くも悪くも、積み重ねた原因に見合った結果が現れるという「因果応報」。
こちらの作品は、「虎穴に入らずんば虎子を得ず」と、危険をおかしてまで虎の穴に入り込み
子供を抱えて出てきた人間に、怒った虎が牙を剝いているデザインとなっています。

大きな成功は相応のリスクが伴うものですが、大変魅力的なものでもあります。
しかし、それは相手が一番守りたいものを奪い
自分の命を危険にさらしてまで得たかったものなのか、
利益ばかりを追求し過ぎて見えなくなってしまう大切なものを表現したかったのかもしれません。
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願いを込めて [花房秀安作品]

春の日差しを受けて、花々がより一層鮮やかに咲いています。
今回はこちらの作品をご紹介します。

無限の究極(花房秀安作・手ひねり)
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秀安の作品には、独特の切り口で自らの世界観を表現したものが多くあります。
中でもこちらの作品は、その特徴がより顕著に表れているもののひとつではないでしょうか。

目の前の岩に丁寧に両手を添え、何かを祈るように穏やかな表情で空を仰ぐ一人の老人。
「無限の究極」とは、どういう意図があるのでしょう。

デザインに取り入れられた岩と、何かを見上げる老人の様子は地面と空を連想させます。
この構図で広く天地を表現し、「無限の究極」というタイトルから
「祈り」というテーマを示唆しているのではないかと考えます。
天地が穏やかで、人々の心も安らかでありますように…
世界の平和や安寧を願う気持ちを、独自の感覚で表現したのかもしれません。
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大宝瓶「雲海」 [花房秀安作品]

木々の柔らかな緑が日増しに鮮やかになってまいりました。
今回はこちらの作品をご紹介します。

大宝瓶「雲海」(花房秀安作・手ひねり)
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宝瓶「雲海」は、秀安から壮一へと引き継がれた作品のひとつでもあります。
写真向かって右側の大宝瓶「雲海」もまた、デザインは通常の宝瓶「雲海」と同様に
蓋のつまみに延命の霊薬といわれる霊芝、横部分には縁起の良いしるしとされる彩雲や瑞雲などの種類があるといわれる雲、後ろ部分には吉事が繰り返し、一族が繁栄するようにとの願いを象徴するという波をモチーフとして取り入れています。

大宝瓶はその大きさから、花器や飾りとして愛用して下さっている方もいらっしゃるとか。
様々な感性で作品の新たな魅力を発見していくこともまた、楽しいものです。
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了戦 [花房秀安作品]

爽やかな5月の空を鯉のぼりが気持ちよさそうに泳いでいます。
今回はこちらの作品をご紹介します。

了戦(花房秀安作・手ひねり)
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背中に矢を受け、岩場から身を乗り出して何かを見つめる獅子。
この作品は何をモチーフとしたのでしょう。

タイトル「了戦」に使用されている「了」という文字には
「終わる、けりがつく」という意味があることから、戦いの終わりをテーマとしているようです。
それは勝敗がついたというよりも、人生そのものだった戦いが命とともに終わる瞬間を表現しているのではないかと感じます。
背中の矢は、生きてきた中で経験したことの象徴なのではないでしょうか。
また、「了」という文字には「はっきりと悟る」「明らか」という意味もあるとか。
生涯の終わりに自らの歩んできた道、「戦い」の意味を悟る、
そんな秀安独自の人生観が込められているのかもしれません。
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観音像 [花房秀安作品]

風薫る、清々しい季節になりました。
今回はこちらの作品をご紹介します。

観音像(花房秀安作・手ひねり)
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手を合わせ、左膝を立てて座る観音様。
この像には、どういう意図が込められているのでしょう。

両手を合わせた観音様の姿は、三十三観音の中に見られます。
「合掌観音」と呼ばれ、仏様が率先して「人々の心のめざめが速やかであるように」と
拝んで下さっているという教えなのだといいます。
こうした合掌観音のいわれからインスピレーションを得たのではないかと考えます。

また、通常合掌観音像は立像が多いようですが、この作品は立て膝で座った姿をしています。
立てた膝の左右の違いはありますが、その姿勢は如意輪観音の「輪王坐」を連想させます。
一説によると、「輪王坐」はいよいよ救済に向かおうとしている様子を現しているとされることもあるとか。人々の幸せを願い、今まさに立ち上がろうとする観音様の姿を表現したのかもしれません。
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生きる力をテーマに [花房秀安作品]

若葉の緑が日増しに濃くなってきました。
今回はこちらの作品をご紹介します。

源始人の知恵(花房秀安作・手ひねり)
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猪を仕留めようと人間が岩を振りかざしています。
こちらの作品には、どういう意図があるのでしょう。

原始人をイメージしたと思われる、全身を毛で覆われた人間が狩りをする様子を
モチーフとすることで、命を繋いでいくために知恵を振り絞っている象徴として、
人が生きていくために努力する姿を表しているのではないかと考えます。
また、題名において通常「原始人」と書くところを「源」という字を当てて「源始人」とし、
起源という意味合いをより強調することで「人間の根本」「命」というテーマを示唆し、
生きていこうとする命の逞しさ、力強さを表現したのかもしれません。
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破れ茶釜の香炉 [花房秀安作品]

吹く風が心地よい季節になりました。
今回はこちらの作品をご紹介します。

破れ茶釜香炉(花房秀安作・手ひねり)
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こちらの香炉は、秀安から壮一へと引き継がれた作品のひとつでもあります。
ソフトボールより少し大きいくらいの可愛らしいサイズで、
お茶の席で用いられる茶釜をモチーフとし、
人をもてなす際の心の美しさを重視するという茶道のイメージと
癒しや心を鎮めて精神を統一させるなどの効果があるとされる香など、
古くから伝わる日本文化の美しい一面をテーマとして表現しているようです。
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狐と狸、碁を打つ [花房秀安作品]

早いもので、もう5月も終わりですね。
今回はこちらの作品をご紹介します。

囲碁(花房秀安作・手ひねり)
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囲碁に興じる狐と狸。
まさに「狐と狸の化かし合い」、碁盤に向かう顔つきはどちらも真剣そのものです。
打つ人が時間を忘れて没頭する様子から「爛柯」や「坐隠」という別称もあるという囲碁。
こちらの作品は、狐と狸がそれぞれ知恵を絞り、お互いの威信をかけた真剣勝負を
時間も忘れて繰り広げるイメージをモチーフとして表現したようです。
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鼠の使い [花房秀安作品]

衣替えの季節、夏の装いが一段と目立つようになりました。
今回はこちらの作品をご紹介します。

鼠の使い(花房秀安作・手ひねり)
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天を仰ぎ見る人と、その人を慕うように集まる鼠たち。
鼠といえばその生命力や繁殖力、行動力から子孫繁栄、
財運を招く縁起物とされることもあるといいます。
また、大黒天の使者とされる一面もあることから
こちらの作品は、招福、商売繁盛の神とされる大黒天から使わされた
鼠の使者により吉祥の訪れが近いことを知り、
天を仰ぎ運命を悟る瞬間を表現したのかもしれません。
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大黒様の後押し [花房秀安作品]

雨の季節の到来とともに、蛙たちの声がより一層にぎやかになりました。
今回はこちらの作品をご紹介します。

宝珠の土産(花房秀安作・手ひねり)
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大きな如意宝珠を背負おうと四苦八苦する鬼と、それを後ろから笑顔で支える大黒様。
一説によると、招福、商売繁盛の神様とされる大黒様は、持っている小槌や肩から背負った袋などから、どんな願いも叶える宝物といわれる如意宝珠を出して授けるともされているとか。
願いが叶って幸せが訪れるように、まさに大黒様が後押ししてくれている様子は
ひたむきな努力や願いが天に通じ、報われる瞬間を表現しているようにも見えます。
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獅子と灯篭 [花房秀安作品]

田植えが終わったばかりの田に、雨が無数の水の輪を描いています。
今回はこちらの作品をご紹介します。

獅子と灯篭(花房秀安作・手ひねり)
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振り向きざまに、何かを威嚇するように大きく口を開けた獅子。
その両手に大事そうに抱えているのは灯篭のようです。
大切なものを取り返した、そんな印象は、
渡辺綱に片腕を切り落とされ、後日養母に化けて腕を取り返しに来た鬼の話を連想させます。
古くから伝わる鬼退治の伝説を秀安独自の視点で捉え、モチーフとしたのかもしれません。
灯篭は灯としてだけでなく道標の役割も果たしたといいます。
獅子が牙を剝いて全力で威嚇する様子は、未来を明るく照らす道標と一緒に
本来の自分も取り戻した瞬間を表現しているようにも見えます。
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